「人間の悩みはすべて
対人関係の悩みである」と
「嫌われる勇気」で有名になった
アドラー心理学では言っています。
この「対人関係の悩み」とは
何のことでしょう?
それは「私は愛されていない」と
自信を無くしている状態のことです。
親子関係、
兄弟姉妹関係、
友人関係、
職場の人間関係 etc…
そういうことの全てに、
「もっと頑張ってよくならなければ…」
「もっと魅力的にならなければ…」
「もっとお金を稼がなければ…」
そうならなければ、
「私は愛されない!」
「こんな私ではダメだ」
と、無意識に自分を責めています。
「愛されない自分」という不足感を埋めようと
「愛される自分」になるために努力をするわけです。
ですがこの「愛されないダメなわたし」
は、本当にダメな存在なのでしょうか?
頭で考えた条件を達成しなければ、
愛されないのでしょうか?
花は努力をして花を咲かせるから
愛されるのでしょうか?
そんなことはないですよね。
花が愛されるのに
条件は必要ありません。
私たちは存在として
存在をしているだけで、
愛されています。
この世界には
愛しか存在しません。
この世界に存在しているということは、
この世界に存在することを
許されているから存在できるのですよね。
存在を許すという愛が
そこにあるんです。
私はすでにゆるされているし
愛されている。
あなたが何か悩んでいるなら、
一度その考えを置いて、
もうすでに愛されているかもしれない…
と信じてみませんか?
「わたしは孤独ではない」と
感じられることが
心の大きな支えになります。