HSPのDOESとは

こんにちは。

HSS型HSP専門カウンセラーヒーラーの
山田淳(やまだあつし)です。

以下の4つの頭文字をとった「DOES」は、
HSP気質の人に当てはまる4つの面(特徴)を示しています。

4つのうちひとつでも当てはまらなければ、
人一倍敏感な人(=HSP)ではないと
HSPの提唱者のアーロン博士は言い切っているほどです。

D:Depth of processing
 (深く処理する)

☑ 物事をさまざまな観点から捉え、考える。
 深い質問をする。
 決断したり、行動を起こすまでに時間がかかる。
 調べものをするときは深く掘り下げるので、知識量が多い。

O:Overstimulated
 (刺激を受けやすい)

☑ 人の多い場所が苦手
☑ 大きな音が苦手
☑ 
暑さ・寒さ、痛み、匂い、肌触りの悪さなどに敏感
☑ 
人に見られていると普段の実力を発揮しにくい
☑ 
周りの人や場所に圧倒されることがある
☑ 
長い時間、人と一緒にいると疲れる
☑ 
ひとりの時間が必要

E:Emotional reactivity and high Empathy
 (感情的に反応しやすい・共感力が高い)

☑ 人の感情から影響を受けやすい
☑ 映画や小説の人物に感情移入しやすい
☑ 
芸術などに深く感動する
☑ 
涙もろい
☑ 
人との心理的な境界線が薄い。
☑ 
怒られている人がいると、自分も同じように傷つく。
☑ 
人の悩みや苦しみを聞いていると、自分のことのように感じる

S:Sensitivity to subtleties
(些細な刺激に対する感受性)

☑ 小さな音や、わずかな匂いなど、細かいことに気づく
☑ 声のトーンや、視線、ちょっとした励ましなどにも気づく
☑ 人や場所の小さな変化に気づく
☑ 
人のちょっとした表情、仕草、声色などに敏感で、その人の機嫌や感情がわかる。

いかがでしょうか。

注意したいのは、HSPと一言でいっても、
どういう特性を備えているかは人によって違うという点です。

どの感覚が鋭いのかも人によって異なります。

聴覚が優位な人のなかでも、
苦手な音と、大丈夫な音がまったく違うこともあります。

ですから、ご本人が
「その人なりの対処法」を見つけることが、
HSP気質と上手に付き合うことになります。

ちなみに僕自身は、
この4つのDOESの特徴にすべて当てはまります。

暑さはまだ大丈夫ですが寒さはダメで、
特に夏のエアコンの風に長時間あたっていると、
具合が悪くなります。

会社で暑がりな人がいて、
エアコンが常についていると、体調が崩れます。

また特に音に敏感です。

子供の頃から家族の誰よりも耳が良かったのですが、
今は子供のころより3倍ほど耳が良くなったと感じているので、
電車に乗る時は耳栓は必須です。

ただ、
この繊細なHSPの気質は無くそうと思ってもなくならないので、
刺激を受けやすい=疲れやすく、苦しくなる感覚を、
どうやって自分なりに軽くして生きるか?が大切です。

僕もそうですが特にHSS型HSPさんは、
刺激で苦しくなったり疲れやすいにも関わらず、
刺激を求めるタイプですよね。

ある意味自虐的。

でもやめられない。。。

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