こんにちは。
HSS型HSP専門カウンセラーヒーラーの
山田淳(やまだあつし)です。
HSPは感受性が強く非常に敏感で、
内向的な気質の人達です。
ですが、実はHSPの中には外向的なタイプも存在します。
この記事では、傷つきやすいのに、
外向的で刺激を求めずにはいられない
HSS型HSPについてご紹介します。
HSS型HSPとは
HSS(High Sensation Seeking)とは「刺激探求型」と言われ、
心理学者のマービン・ズッカーマンが唱えた概念です。
好奇心が旺盛で、外向的な人を指します。
たとえばこのHSS型HSPは、
新しい体験をすることが好きだったり、
あまり計画を立てずにフラっと一人旅に出てみたり、
周りからは活動的な印象を持たれることもあります。
これまでに他の記事でご紹介しているとおり、
HSPは、繊細・敏感で感受性の高い人のことです。
個人差はありますが、内向的で静かな環境を好みます。
(関連記事: HSP (Highly Sensitive Person)の特徴やお悩みやメリット )
そのHSP気質の人の中に、
少数ですが外向的で刺激を求めるHSSがいるということが
研究によって分かってきたそうです。
HSSとHSPの両方の気質を備えた人、それがHSS型HSPです。
「外部からの刺激に対して非常に敏感。
それでも、刺激を求めずにはいられない」
そんな矛盾を持っているとも言えます。
HSPの約3割がHSS型
HSPの概念を提唱したアーロン博士によれば、
HSP気質を持つ人の約30%が
HSS型HSPに該当すると言われています。
HSPは人口の約20%程度と言われているので、
HSS型HSPは人口の約6%。かなり少数派ですね。
HSS型HSPの特徴
外向的で刺激を求めるのに傷つきやすい。
そんなHSS型HSPさんの特徴には、
どんなものがあるでしょうか。具体的に見てみましょう。
☑新しい物事に次々手を出すけれど、飽きっぽい
☑刺激を求めて出かけるものの、
外に出ると人混みや騒音が気になって疲れる
☑やってみようと思っても、考えすぎて挑戦できない
☑周囲からは明るく元気だと思われているけど、実は内気
☑初対面で打ち解けるのは得意だが、次第に距離ができる
☑人見知りだけど、人見知りに見せない
☑ちょっと大げさに話したり、表現するところがある。背伸びする。
☑場をなごませようと、自分をネタにするが、いじられると落ち込む
☑大胆と言われることがあるが、あまり自覚がない
☑だいたい出来てたらOKだと思う
☑新しいことに興味があるが、用心深い
☑自己肯定感が低いのに、どこが自信がある
☑理想や目標が高いほうだ
☑責任感がつよい
☑プライドが高い
HSS型HSPさんは、
周囲からは、とても元気で明るく、
頼りになる存在のように見られます。
でも実際はそのイメージとは違って、
家に帰ればどっと疲れが出たり、
動けなくなってしまうことがあります。
HSS型HSPの悩み
HSS型HSPさんは、
次のような悩みを持っていることが多いです。
☑ やる気のある時と無い時の差が激しい
☑ 感情が揺れ動いて自分ではどうしようもないときがある
☑ やる気はあっても空回りする
☑ がんばりすぎて体調を崩す
☑ 自己否定が強い
☑ 行動したくても勇気が出ない
☑ いつも気を張っていて、どこか落ち着かない
☑ 他人の目や評価を気にしてしまう
☑ 気持ちの切り替えができない
☑ 気をつかって疲れてしまう
☑ 深い人間関係が苦手で、孤独を感じることがある
☑ 人の気持ちはすごく分かるが、自分の気持ちを理解してもらえない
☑ 今まで波乱万丈の大変な人生を体当たりで乗り越えてきたけれど、本当は幸せに生きたい
HSS型HSPさんは繊細で、
刺激を受けると疲れやすく傷つきやすいのに、
刺激を求めてしまいます。
意識が常に外に向かっているので、
自分のキャパシティを超えて頑張りすぎたり、
無理をしてしまいがちです。
そして、自分に意識が向いていないことに自覚がないため、
なぜ生きづらいかに気づいていません。
生きづらさの原因がわからないまま、
波乱万丈な人生を体当たりで生きる。
先がみえず、苦しいまま不安を抱えて生きる感覚は、
以前の僕も同じだったので、そのお気持ち分かります。
僕のセッションでは、
いつも外を向いているHSS型HSPさんの意識を、
内に向けること=自分軸を整えることで、
生きづらさを解決するお手伝いをしています。
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